| F r i e n d' s vol.4 |  | 
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この方はパッチワークではありませんが・・・      
                  「小枝のつぶやき」さんの作品です 
                 
                   テニスでお知り合いになりました。
                 伐採されたり倒れてしまった「桜」の枝でフレームを作成されています。
                 いずれも材料の持味が出せるように工夫されています。
                 十分に乾燥させた材を繋ぎ合わせ、仕上げに「柿渋」で塗装していらっしゃいます。
                 今回4つお借りしました
                 私の手で何かパターンを作成してみようと思います・・・・さてどんなコラボになるかしら??
                               ( ※4点ともに平成23年5月10日撮影しました )
                  お約束してから、半年以上が過ぎてようやくコラボが完成しました(平成24年1月7日)                    
NO.1
                   縦×横  21㎝×26㎝(内側14㎝×19㎝)
 縦×横  21㎝×26㎝(内側14㎝×19㎝)
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                                      「日本一!」
                          生成地の桃太郎の図柄を使い、日本人が好む「紋章」を配置・・・縦型に作成しました。
                          裏にキルト芯を貼っているので、丸み(柔らかさ)がでています。
                          前面のガラスに撮影時の反射が映ってしまいましたが、キルト芯を貼った場合は、ガラスなしでもOKです。
                          ガラスがある場合は、撮影方法の検討が必要です。
NO.2
                  縦×横  24㎝×20㎝(内側18㎝×13㎝)
 縦×横  24㎝×20㎝(内側18㎝×13㎝)
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                                  「扇」
                      菊の花びらに思えるパターンを同柄5種類の布でエンジ色の和柄の上に配し、アップリケで仕上げました。
                      裏にはキルト芯を貼らず、接着芯のみのため、対面には同型を刺し子風に刺すことでキルトの代わりとしています。
                      裏にはキルト芯は貼っていません。
                      これまた撮影時の反射が気になりますね。
NO.3
                  縦×横  41㎝×39㎝(内側34㎝×32㎝)
 縦×横  41㎝×39㎝(内側34㎝×32㎝)
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                           今回2パターン作成しました
                   
  
                                 「橘」
                       藍染の無地の中心に、同じく藍の型染の橘文様をアップリケし周りには絞の古布をグラデーションに配置しました。
                       無地の空間はキルトラインで埋めました。
                       裏にキルト芯と捨て布を付けたため厚みが出ました。ガラスなしのため作品の温かみが直に感じ取れます。
                   
  
                                 「龍」
                       古布の丸帯を解き両面に開いて丸く繰り抜き、中には男物の長襦袢の龍柄を起きました。
                       丸い部分は、金糸で星止め技法で繋ぎ、龍にも金糸銀糸でキルトしました。
                       金茶の帯は生地が弱くなっていたので、作成過程ではダメージを与えないように細心の注意をしました。
NO.4
                  縦×横  21㎝×21㎝(内側15㎝×16㎝)
 縦×横  21㎝×21㎝(内側15㎝×16㎝)
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                              「春」
                      フレーム裏面に「春」と記されていたので、「春」らしい色合いにしようと、優しい桃色系でまとめました。
                      パターンは「風ぐるま」、真ん中に花柄(リバティ)をいれることで春らしさを表現しました。
                      作品を入れるための溝が浅かったため、キルト芯を入れず、接着芯のみです。
                                  
  
                        
            今回はこの4点です。フレームはそのまま使用し、作品に変化を加えることで一年中お気に入りのフレームを眺めることができます。
            既に、これらを見てくれた仲間からは「欲しい~~」って声も・・・・嬉しいことです。
            違うフレームも手元に届いているので、今後も少しずつ面白みや、風情を感じるものなど考えていきたいと思います。